昔の人は、お金は貯金しなさいと言います。
僕も子供のころからまとまったお金は貯金するものと教えられて生きてきました。
お年玉などのまとまったお金は貯金してきました。
株を買って投資しなさいと言われたことは一度もありませんでした。
でも、株式投資について勉強した後では、投資を進める選択肢があってもいいのでは?と思いました。
ではなぜ昔の人は、投資ではなく、貯金をすすめるのか?
それは金利が現在と昔では大きく違うことが一因になっています。
僕も子供のころからまとまったお金は貯金するものと教えられて生きてきました。
お年玉などのまとまったお金は貯金してきました。
株を買って投資しなさいと言われたことは一度もありませんでした。
でも、株式投資について勉強した後では、投資を進める選択肢があってもいいのでは?と思いました。
ではなぜ昔の人は、投資ではなく、貯金をすすめるのか?
それは金利が現在と昔では大きく違うことが一因になっています。
なぜ昔の人は貯金をすすめるのか?について考えていきたいと思います。
貯金のメリットとデメリット
貯金のメリットは何かと考えるといくつか挙げられます。
メリット
- 安全性
- お金を保管するスペースを作る必要がない。
- 金利でお金が増える
- 手軽に預けたお金を引き出せる
デメリット
- 手数料がかかる
- 高額を引き落とすときはやや面倒
僕がパッと思いつくメリットとデメリットはこのくらいです。
普段あまり貯金のメリット、デメリットについて考えないのであまり数は出てきませんでした。
貯金をする目的は基本的には安全性と保管スペースを作る必要がないということだと思います。
デメリットも一応だしましたが、あってないようなものです。
デメリットがほとんどなく、安全性などのメリットを享受されるので、ほとんどの人が家でお金を保管するのではなく、貯金をするのだと思います。
金利は一応メリットに含めていますが、現在は低金利時代で、2019年は郵便貯金の金利がたったの0.001%です。
せっかく100万円貯めて貯金したところで金利は10円です。
ほとんどメリットはないと考えてもいいと思います。
しかし、両親や祖父母の話を思い出してみると、よく「貯金すれば金利がつくから」というメリットを聞いたイメージがあります。
小学生のころは「金利が付くんだ!じゃあ貯金したほうがいいんだ!と漠然と思っていました。
そのまま中学生・高校生になってもまとまったお金は貯金してきました。
でも、大学生のころに金利の低さをしって金利ってほとんどつかないことを知ってしまいました。
そのころは「所詮金利ってこんなもんだよな」というふうに思いましたが、改めて考えると両親や祖父母はなんでこんな低い金利なのにおおきなメリットがあるような風に語っていたのか?不思議に感じました。
そこで金利について調べてみると、「昔は驚くべきほどに金利が高いじゃないか!?」ということがわかりました。
昔は貯金をするだけでもお金が増えていた!?
昔の人が貯金をすすめるのは貯金をするメリットが現在よりも大きかったからです。
現在は低金利時代で、2019年は郵便貯金の金利がたったの0.001%です。
なので貯金で金利が付くことがほとんどメリットになりません。
しかし、過去には現在では信じられないほど金利が高い時代がありました。
下のグラフは1946年~2019年4月までの郵便貯金の金利推移になります。
1990年半ばごろからは金利1%を下回り、現在まで低金利な時代が続いています。
僕は1991年生まれなのでものごころがついたころには低金利時代に突入していました。
それでも愚直に貯金していたのは今思うと愚かな選択だったように思います。 無駄遣いしまくるよりはましですけどね。
しかし、1990年ごろよりも以前の金利を見てみると、驚くほど金利が高い!
1974年には金利が4.32%という時代がありました!
100万円貯金していれば約4万円の金利が付く計算になります。
今の時代と大違いですね。
確かにこの時代に生きてきた人たちからすれば貯金をすすめるのも当然かもしれませんね。
だって元本保証がある状態でリスクなしで、手間をかけず貯金するだけで勝手にお金が増えていくのですよ。
低金利時代しか経験していない人からすれば夢のような状況ですね。
資産形成について考えなくても勝手に資産が形成されていくってことです。
このような環境であればお金の勉強なんてわざわざしません。
過去の人と同様の豊かさを享受したいなら貯金だけでなく資産形成が必須
1990年以前は貯金しているだけで、元本保証でおよそ2%の利率で投資しているような状態になっていたということです。
これって貯金すればお金が増える!っていう感覚が得られるレベルだと思います。
しかしながら、現在は貯金しても金利がたったの0.001%。
貯金するだけではどうがんばってもお金は増えません。
つまり、祖父母や両親世代と同水準の生活をしたいなら貯金をしているだけでは不十分だということです。
少なくとも2%の利率で資産運用していく必要があるのではないでしょうか?
しかも現代は高齢化社会が進み、社会保障費なども増加していることを鑑みると2%の利率で資産運用していくのでは不十分とも考えられます。
さらに高利率で資産を運用することも視野に入れていく必要もあるかもしれません。
豊かになりたいならお金について勉強しよう
資産運用をしようと考えたとしても、適当にやっていては必ず失敗してしまいます。
まずは株式投資を含めてお金についてもっと勉強しましょう。
昔は勉強しなくても、普通に生活するだけで資産形成されるような状態になっていました。
しかしながら現在では自ら勉強しなければ資産形成等できず、豊かな生活はできないような社会が形成されています。
このような環境を作った社会が悪いと思う人も多いかもしれません。
でも、とらえ方によってはこのような状況はチャンスです。
お金について勉強する機会をもらえたのだから。
正しい知識を得て、正しく資産を運用できる状態をまずは作りましょう。
幸い現在はネットやYoutube動画など、無料でお金について勉強できる優れたコンテンツがたくさんあります。
お金についての勉強を始めて豊かな生活をGetしましょう。
勉強におすすめのコンテンツ
投資や保険などお金に関する様々なコンテンツを扱っています。
お金全般について勉強できるのでオススメです。
自分の興味がある内容から勉強していけば楽しくお金について勉強できます。
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
僕がインデックス投資を始めるきっかけになった本の著者のブログ。
リスクを抑えて投資をしたい人にはおすすめ。
高配当株投資に関するブログ。僕はこのブログで若いうちにできる限りお金を投資に回そうと考えるようになりました。
高配当個別株に関するブログ。個別株についての勉強にもなるが、個人的には経理という仕事の話が好き(僕の職種は経理ではないですが)
また、良質なコンテンツがあれば更新していきたいと思います。
最後に
昔と今ではお金に関して我々を取り巻く環境は大きく異なります。
ただただ貯金すればOK。お金について勉強する必要はなし。という時代は終わりました。
お金について勉強した人だけが豊かになれる時代が到来しています。
動画やブログなど自分が楽しめるコンテンツを利用してお金の勉強をしていきましょう!