先日twitterを見ていると次のようなツイートが流れてきました。
僕はこれについて、
お金は重要なものだということは誰でも知っているが、それ以上に時間が重要だと認識している人は意外と少ない。お金は増やすことが可能だが、時間は増やすことができないのだから。
だから副業等で余剰に稼いだお金は自分のやりたいことができる時間を増やすために使いましょう。
例えば家事の時間削減のために便利な家電を買う。家事代行を頼む等々。
そして浮いた時間を投資の時間に費やすことで更なるお金を生み出す。
と言っているのだととらえました。
なぜ時間の使い方を管理することが重要かというと、先ほど述べたように時間を増やすこはできないからです。基本的にはすぐに消費や経費となっている時間を減らすことはできないので、浪費の時間を削って投資の時間に充てるために時間の使い方を把握する必要があります。
でもここで僕は時間の使い方の消費・浪費・投資・経費っていうけど、どのようなことが浪費に当てはまるんだろう?と考えました。
そして最終的には時間の使い方の消費・浪費・投資・経費に値する行動は一般化することはできず、自分の価値観に基づいて定義づけしなければならないと考えました。
時間の使い方の消費・浪費・投資・経費ってどんなことが当てはまるの?
イメージとしては
- 消費・・・生活する上で必要な最低限のお金・時間
- 浪費・・・無駄に使ったお金・時間
- 投資・・・将来の自己成長・利益増加のために費やしたお金・時間
- 経費・・・消費・投資活動をするためお前提として必要なお金・時間
という感じでしょうか?
時間の使い方という観点で具体的に考えてみると
- 消費・・・食事・家事・睡眠・仕事
- 浪費・・・ゲーム・テレビ・映画等の趣味
- 投資・・・副業・セミナー受講・資格取得のための勉強・読書
- 経費・・・上記消費・投資を行うための前準備(仕事場までの移動時間・資格の勉強をするための参考書の選択や購入時間等)
というような感じが一般的でしょうか?
でも僕は時間の使い方を仕分けるときの消費・浪費・投資・経費を一般化して定義することは不可能ではないかと考えています。
浪費に当てはまるのは何?
例えばゲームやテレビ等をボケーっと見ている時間は無駄な時間だと一般的には認識されているでしょう。
僕も学生の頃はゲームやテレビばかり見ずに勉強しなさいと親に言われた経験があります。親はゲームやテレビを見る時間は浪費だと考えているのでしょう。
ですが、ゲームやテレビを見ている時間というのは本当に無駄な時間なのでしょうか?
趣味の時間は浪費に当てはまるのでしょうか?
ボーっとしている時間は浪費の時間になるのでしょうか?
例えば同じゲームをやるという行為に関して考えても
明日の仕事を頑張るために絶対必要な時間だという人であれば経費に当てはまる可能性があります。
本業の傍らゲーム実況や生配信をしている人であれば投資になるかもしれませんし、本業にしている人からすれば消費に含める人もいるでしょう。
またゲームを1時間やるのはリラックスのために必要であるが、それ以上やったら浪費になるなと考える人もいるでしょう。
つまりここで僕が何を言いたいかというと、同じ行為でもその人の価値観や置かれている状況、費やす時間によってどこに当てはまるかは異なるということです。
趣味の時間を浪費だと考える人もいれば、リラックスして仕事を頑張るための経費だと考える人もいます。趣味を仕事にしていれば消費と定義すう人もいるかもしれませんし、自己成長の機会だと考えていれば投資と考える人もいるわけです。
だから、人の考えを真似して、「あの人がゲームの時間は投資だ!」といっているからといって自分にとってもゲームの時間は投資であると決めるのは愚の骨頂だと言えます。
自分の価値観を整理してみよう!
得てして人は時間が無限大にあるかのように考えがちです。
たまに締め切り・納期がある直前に焦って時間がないと感じますが、普段時間がないと考えることは稀ではないでしょうか?
そこで一度自分が生きていく上で何に価値を感じるかを一度よく考えてみて下さい。
例えば現在の僕の場合、知識を増やし、定着させたい、考える力をつけたいという目的があり、それに関連することは投資と定義しました。つまりぼくにとって読書の時間やブログでのアウトプットの時間は投資の時間になります。また、僕は漫画を読むのが好きで、リラックスの時間になるので経費と考えていますが、一日1時間以上時間を費やすと浪費に当てはまるかなと考えています。
このように自分で一度自分が時間の使い方についてどのように考えているか整理してみましょう。
すると「自分は実はこういうことに価値を感じているんだ」という発見や、「もう少しこういうことに時間を使っていきたいな」という改善したいことに気づくことができるでしょう。
まずは気軽に自分が何に一番時間を使いたいかを考えてその時間をどうすれば増やせるかを考えるのがおすすめです。
がちがちに考えすぎても疲れるだけなので、ゆるく考えてみましょう!