2019年のGWは10連休!この長期休暇を生かしてフィリピンのセブ島へ海外旅行に行ってきました。
セブ島はハワイやグアムに比べて日本人観光者の割合が少なく、海外感を強く感じることができます。
物価も安く、ご飯やホテル等が格安でリッチな気分を味わうことができ最高の旅行をすることができました。
ただ、旅行の前半はさまざまな不幸な出来事に見舞われ、波乱万丈な旅行となりました。
総合すると、良くも悪くも二度と忘れられない印象的な旅行となりました。
関西国際空港で門前払い!?航空券予約ができていない!?
セブ島旅行のため、関西国際空港→マニラ→セブ島というルートで現地に向かう予定でした。
そこで、関西国際空港で一緒に旅行をする友人4人と待ち合わせをして航空券発行のためにカウンターへ向かいました。
カウンターで順番待ちをしている間、これからの旅行の予定について友人と話しながら、わくわくしつつ順番待ちをしていました。
そして僕たちの順番が回ってきました。航空券を予約してくれた友人がカウンターで、メールで送られてきていた予約番号を見せ、全員分のパスポートを渡しました。
僕はこんなところで何かが起こるなんて予想していませんでした。しかし、なかなか航空券発行の手続きが進まず、カウンターの人も何やら慌てた様子で不穏な空気が流れだしました。
そして、カウンターの人から次の一言が放たれました。
「こちらの予約番号が確認できません。」
僕たちは何を言われているか一瞬意味がわかりませんでした。
しかし、もう一度予約番号を確認してもらっても、ダメでした。
お金の振り込みも完了しているし、予約番号もあるのでこのような結果は予想外でした。
ひとまず、航空券を予約したeDreamsという会社に問い合わせをしました。
けれども、GWにも関わらず、休日は対応していませんということで連絡がつかず。
航空会社に直接連絡してみると、僕たちがeDreamsに予約した時期に5人分の席が仮予約されていたらしいのですが、振り込みがなく予約は取り消しになったそうです。
憶測の域を出ませんが、eDreamsが振り込み手続きを忘れていたのではないでしょうか?
結局連絡がつかず、そのままチェックイン時間が終了。僕たちの海外旅行は始まりもせず、終了してしまいました。
この時の僕たちの悲壮感・絶望感はすごかったと思います。
当日の航空券予約!セブ島を目指して
飛行機に乗れないことが確定した後、僕たちはひとまず昼食を食べ、今後どうするかということを話し合いました。
家に帰る・国内旅行に切り替えるなどの案が出ました。
しかし、もともとの予定であったセブ島に行かなければ後悔する!ということでみんなの意見が一致し、当日にセブ行きの航空券を予約することになりました。
ただ、5人分の航空券を当日予約するのは簡単ではありませんでした。
当然、多額のお金を出せば予約はできます。しかし、eDreamsから航空券代等が返ってくるかどうかが未確定で、高額の航空券をとるのは非常に勇気がいる行為でした。
更に追い打ちをかけるように、安い当日航空券は憎きeDreams経由の予約ばかり。。。
さすがにいくら安かろうが、eDreams経由で航空券を予約することはできませんでした。
しかし、約一時間後、当初の予定より5万円ほど高い航空券予約が可能となり、5人みんなが出せるギリギリの額だったのですぐさま予約!
そしてすぐさまカウンターへ向かい、予約ができているかを確認しに行きました。
すると無事予約できていることが確認でき、僕たち5人は大はしゃぎ!
多分、関西国際空港でチケット予約ができていることに感動・興奮していたのは僕たちぐらいだったのではないでしょうか?(笑)
もともとは関空→マニラ→セブ空港というルートで向かう予定だったのですが、経由先が変わり、関空→韓国→セブ空港というルートで旅行に行くことになりました。
マニラで1泊してからセブ島へ向かう予定だったのですが、韓国で1泊してからセブ島へ向かうことになりました。
幸い、ホテル等は現地についてから予約しようとしていたので、予約のキャンセル作業等はほぼありませんでした。
なにはともあれ、セブ島にいくことができそうで一安心でした。
しかし、これで終わらないのが今回の旅行でした。
韓国でまさかの交通事故!?
韓国に到着したのは夜だったのですぐにタクシーでホステルに向かいました。
噂には聞いていたのですが、韓国のタクシーはかなり飛ばします。日本では考えられないようなスピードです。僕たちが乗ったタクシーが悪かったのかもしれませんが。
しかし、無事にホステルへ到着。バックパッカー用のホステルで、非常に安上がりでした。
ご飯を食べて旅行1日目は終了。本来なら今頃はマニラで観光していたはずなのに・・・
そして旅行2日目。韓国では主にカジノで遊ぶ程度でした。
そして夕方ごろにタクシーで空港に向かいました。僕はタクシーの後部座席に座っていました。空港からホテルに向かうときはかなりスピードを出すタクシーだったのですが、今回のタクシーは普通のスピードだったので、安全運転だなと思いました。
そして、友人とやっと南国に行けるな!という話をしている最中でした。
背後からバーン!!!!という音とともに強い衝撃を感じました。
一瞬何が起こったかわかりませんでした。
しかし、タクシーの運転手の反応を見て、後ろから自動車が衝突してきたということがわかりました。
まさか、これまで事故にあったことがなかったのに、なぜこのタイミングで事故が起こるのか?
しかし、不幸中の幸いだったのはむち打ち程度で、大きなけががなかったことです。
後ろから突っ込んできたのが乗用車だったのが幸いでした。
事故が起こった場所は大型のトラックやレッカー車等大型車の交通も多く、もし、そのような大型の車が突っ込んできていたら命はなかったかもしれないと思うとゾッとしました。
また、飛行機の時間にも多少余裕を持って出発していたことも幸いでした。
交通事故で思わぬ足止めを食らいましたが、十分に間に合う時間に空港に到着することができました。
空港で足止めされるのは前日の出来事でおなかいっぱいです。(笑)
ようやくセブ島へ!ここからは楽しい旅行
韓国から飛び立ち、無事にセブ島に到着。そのまま、バンタクシーで格安のホステルに移動。シャワーは水しか出ませんでしたが、安いのでこんなもんだろと思うことにして2日目は終了。
これまでに起こったことから、今回の旅行ではパスポート紛失や盗難など、まだ何か起こるのでは?と考えていたのですが、セブ島についてからは特に不幸なことが起こることはなく楽しい旅行になりました。
ボホール島で最小のメガネザル見学とチョコレートヒルズでバギー体験
3日目は早朝にホステルを出発し、セブシティへ移動。
そこからフェリーに乗ってボホール島のタグビラランに移動しました。
タグビラランの港に到着するとすぐに大勢のツアーの客引きがいました。
僕たちはツアーの予約などをしていなかったので、このツアーの客引きを利用して観光をすることに。
まずはメガネザルの見学に。メガネザルは想定よりも小さく、数cm程度の小ささでした。
そしてしっぽが非常に長く、10cm程の長さがあるそうです。
夜行性なのか、特に動き回ることなく、静止しているような状態で接近して写真をとっても全く逃げるそぶりも見せませんでした。
続いてチョコレートヒルズでバギー体験をしました。
これが今回の旅行の第一の目的でした。
バギーで、丘の間の荒れた土地を走り回れます。また、チョコレートヒルズは展望台から見下ろすような写真を観光ガイド本等ではよく見かけましたが、バギーではチョコレートヒルズのふもとまで移動しますので、チョコレートヒルズを見上げる景色を見ることができます。
また、バギーのガイドさんが撮影ポイントを回ってくれてチョコレートヒルズを背景に記念撮影をしてくれます。
ガイドさんはチョコレートヒルズを利用して、遠近を利用した写真撮影も提案してくれます。恐らく、定番の撮影方法があるのでしょうね。
また、ここでは途中でアヒルの小屋みたいなところで休憩するのですが、そこでお金を出せばバロットという孵化直前のアヒルの卵を食べることができます。
僕はグロくてたべることはできませんでしたが、食べた友人の話を聞くと見た目に反しておいしかったらしいです。 以上で3日目は終了。
オスロブでジンベイザメウォッチング
4日目はセブ島旅行の第2の目的のジンベイザメウォッチングのため船でオスロブへ移動。
これもセブ島では有名な観光スポットの1つですね。
ジンベイザメを見るだけなら日本でも海遊館で可能ですが、オスロブではジンベイザメと一緒に泳げる、接近して見ることができる、という貴重な体験ができるということで楽しみにしていました。
ボートでウォッチングポイントの方へ近づいていくとそこら中にジンベイザメがいるではありませんか!?どうも上手く餌付けしているようでしたね。
いざ、水中に入ってみると、すぐ目の前に大きなジンベイザメがいるではないですか!
事前の注意点ではジンベイザメの4m以内には近づかないという注意があったのですが、普通にもっと接近してきます。4m以内には近づかないというのは無理です。勝手に近づいてきます。一緒に泳ぎながらジンベイザメを間近で見られるというのは、初めてであれば驚きと感動を手に入れられることは間違いないでしょう。
ただ1つ残念だったのは写真撮影についてです。
現地でGoProという水中写真を撮れるカメラを借りることができ、ガイドさんに渡して撮影してもらうことができるのですが、この写真撮影がかなりハード。
ひたすら何度も海に潜らされるし、ジンベイザメを背景に写真を撮ろうとするのでゆっくりジンベイザメを見ることができません。極めつけは写真が曇りまくりで決して良い写真とは言えません。自分達で準備していくべきだと思います。
しかし、総合的にみると貴重な体験ができて良かったと思います。
夜はKTVへ
その後バンタクシーでオスロブ→セブシティのホテルへ移動。
まずはアヤラ・センター・セブへ行きIce Castleという店でHalo-Haloというフィリピンスイーツを食べました。
Halo-Haloはかき氷の上に紫芋等のアイスクリームが乗っており、ゼリーやコーンフレーク等が乗せてあるスイーツです。有名っぽいので楽しみにしていたのですが、普通のスイーツって感じでした。普通においしいっていうのが感想です。
そして、夜はKTVに行ってきました。KTVとはカラオケができるキャバクラです。日本人観光客の定番っぽかったので行ってきました。
まず、最初に店の女性が全員席の前へ並び、気に入った女性を選んで1人に1人ずつ女性がついてくれました。
値段は60分600ペソで、ビール飲み放題と日本のキャバクラと比べて格安です。
テキーラのボトルを頼んでということを何度か言われましたが、3000ペソくらいするので何とかして避けました。(笑)
友人達はそれなりに楽しんでいたようで、安いし満足していたようです。話すのが好きという人は多分楽しめるでしょう。
ただ、僕自身は人と話すのがあまり得意ではないので、キャバクラは一種の拷問のように感じてしまいました。まあ、安くてビールが飲めるからいいかという感じでした。
英会話の勉強とかには実はめちゃくちゃいいんじゃないか?とか考えたりしていました。よく、外国語を習得したいのなら外国人の彼女を作れとか言いますしね。
好意的な人に対して楽しく話をしたいという感情は学国語習得によいのでは?とか思いました。
以上で4日目終了
最後のホテルはちょっと豪華に1人8000円
5日目は昼食を食べて早々にホテルへ移動。
なぜ観光等せずにホテルへ向かったかというと、これまでで一番高級なホテルを予約していたからです!
これまで初日から順番にホテル費用は1人につき
1,800円→1,500円→4,000円→5,000円
と少しずつステップアップしていたのですが、最終日は1人8,000円のホテルを予約していました。
しかし、前日の5,000円のホテルでも十分満足いくものであり、それを超えてきてくれるのか?という不安もありました。
しかし、ホテルの部屋を一目見た瞬間その懸念は一瞬にして吹き飛びました。
圧倒的なリゾート間で南の島のリゾートを強く実感させてくれるようなホテルで、かなりリラックスできました。
また、ホテルの中央には向こう側に海が一望できるプールがあり、夕食も海を一望しながら食べることができました。
今回の経験から、僕はたとえ貧乏旅行だったとしても1日ぐらいは豪華なホテルへ泊まることをおすすめします。
最終日はおみやげ購入
いよいよ旅行最終日。豪華なホテルでの生活を惜しみながら出発。
現地のスーパーでおみやげを購入。バナナチップスを30~40ペソぐらいで複数個購入しました。
後でわかったことなのですが、空港でバナナチップスを購入しようとするとだいたい3倍くらいの値段がします。これは完全にぼったくりです。
おみやげにバナナチップスを買いたい場合は現地のスーパーなどで購入したほうが圧倒的にお得です。
以上で飛行機に乗り無事に日本に帰国し、波乱万丈の海外旅行は幕を閉じました。
最後に
旅行前半は航空券の予約ができていなかったり、交通事故にあったりと散々な旅行でしたが、セブ島に到着してからは、快適で楽しい旅行をすることができました。
ハワイやグアムに比べて知名度は落ちるかもしれませんが、楽しめること間違いなしです。
また、飛行機の時間は4~5時間くらいなので時差ボケなどの心配も少なく、短期間の旅行でも十分楽しめると思います。
よければぜひセブ島に旅行してみてはいかがでしょうか?